斜に構えて【君の名は。】を見た。
新海誠の最新作「君の名は。」が話題ということで見に行ってきた。
どこのサイトでもネタバレに近いあらすじがたくさんあるため、ざっくり。
東京に住む「立花 瀧」と田舎に暮らす「宮永 三葉」
それぞれ眠ることを契機に心が入れ替わってお互いの意思疎通はノートやスマホのメモ帳などのみ。
異なる環境で生活していくうちにお互い惹かれあって...
みたいな感じ。
新海誠と言えば背景画が奇麗なことで有名な監督だが、「秒速5センチメートル」とか「言の葉」とか画は奇麗だけど鬱映画という印象が凄く強かったため、見る前から絶対鬱展開なんだろうなーと偏見を持ちながら見てました。
が、新海誠は音楽と背景画だけで見せる雰囲気映画だからストーリーはつっこみどころ満載でよくよく考えるとおかしいけど画が奇麗だから何でもオッケーみたいな有様
特筆して面白いところもないし、感動も無いので、意気込んで見に行くような映画でも無い。ただ、それなりの世界観はあるのでそれを楽しみたい方はどうぞ。
帰り際に高校生とかカップルの馬鹿女が「話はよく分からないけど感動した!」「あれってどういうこと?」みたいな会話をしててあの程度の話も理解できないなんて日本も終わりだなと再認識させてくれた映画でした。